Menu Close

第二副都心

だいにふくとしん

アーティストの春木聡と東條陽太を中心としたプロジェクト/アーティストコレクティブ。

「副都心」という、「大都市の周辺部に発達し、都心の機能の一部を分担する副次的な中心地区」の先にある【第二の副都心】の可能性を表現活動の中で試みる。

本プロジェクトで「第二副都心」は変貌する都市環境の中で失われつつある記憶や風景との接点を再構築し、私たち自身の環境への関わり方を問い直す場を創出する。

【構成メンバー】
春木 聡
1988年 千葉市生まれ
東京芸術大学大学院美術研究科修了
これまでの参加型の取り組みとして「東京芸術大学美術部」や「KOTOBUKI meeting」など。

東條 陽太
1988年 東京都生まれ
東京芸術大学大学院美術研究科修了
千葉市の埋立地出身。文明の痕跡を手掛かりに作品を制作する。

過去作

「第二副都心名所 絵葉書」花見川区 平和の水場
Blue dream 春木 聡|Satoshi Haruki
Alternative Venus 東條 陽太|Yota tojo
0123456789/

このアーティストのプロジェクト

第二副都心_千葉市海浜地区プロジェクト

海浜 エリア
「第二副都心_千葉市海浜地区プロジェクト」は埋立地を起点としながら二つの軸で構成される。 ひとつは、地域の方々との対話を重視した「歴史調査ツアー」で、生活のなかに埋もれた地域の物語や変化の痕跡を「生活遺産」として探し出す。 もうひとつは、「観光案内所」をモチーフにした展覧会であり、「レジリエンス」「寛容」「癒し」をキーワードとして、調査を元に制作した作品の展示によって、視覚的・空間的に地域の記憶を再構成する。 本取り組みで「第二副都心」は、現代の都市環境と私たちとの新たな関係のあり方を探りだす。日常の生活に追われながら、無意識のうちに変貌していく街並みに、私たちはかつてあった風景や記憶との接点を失い、自己のあり方さえ揺らいでいく。 地域に眠る記憶に光をあて、調査~展示に至るプロセスを通じて、自らの環境をどう捉え直せるのか、そして「どのような関わりの中から自分たちの環境といえるものが創出できるのか」を検討する機会を設ける。 地域それ自体を見直すまなざしを共有する場として、また、都市に潜む記憶をひらく試みとして、本プロジェクトに多くの視点が交わることを期待している。 【市民参加のかたち】イベント参加/資料回覧/展示鑑賞
さらに詳しく

このアーティストのイベント・展示