臥遊-ガード下神殿-
アーティスト
伊東 敏光
ガード下に、建物の解体で生じた資材や不用になった家具で制作された、全長18mの巨大な女神像が現れる。
高架下に横たわる女神の体には、地域で生活する人々の姿が板絵によって表されていて、全体で大きな女神像をかたち造っている。そして女神が横たわるこの空間を「ガード下神殿」と命名し、近隣の方々の協力を得ながら日常の悩みや希望を訴え祈る場所として設えて行く。
有用―無用。自然―人工。過去―未来。綺麗―汚い。成功―失敗。便利―不便。価値―無価値。意味―無意味。進歩―後退。豊かさ―貧しさ。静寂―喧騒。善意―悪意。条理―不条理など、いつの間にか私達の判断の基準となっている一般社会通念からしばし離れることの出来る、アートのフィールドからの神殿づくりを試みる。
横たわり、人々の生活を眺めながら思考を巡らす女神を中心に、さまざまなモノや概念がごちゃ混ぜに存在する場を「ガード下神殿」と名付けるプロジェクト。
【市民参加の形】材料提供/ワークショップ参加/制作参加/展示鑑賞
スケジュール
・2025年6月中旬〜7月末 材料集め
・2025年7月初旬〜8月20日 女神像制作
・2025年7月末又は8月初旬 ワークショップ
・2025年8月初旬 板絵及び風鈴制作
・2025年8月 中旬〜8下旬
・2025年9月 初旬〜展示会期
・プロジェクトディレクター 西山 芽衣
・プロジェクトマネージャー 土肥 武司
・プロジェクトコーディネーター 矢島 優子
協力
・株式会社クリアランド
・株式会社マイキー