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今昔絵有動物借景

アーティスト
TMPR

「今昔絵有動物借景(こんじゃくえーあーるどうぶつしゃっけい)」は、スマートフォンを活用したAR(拡張現実)体験が主となるプロジェクトである。千葉市動物公園を舞台に、往時に生きていたと考えられる動物と想像上の生物を、XR技術を使用して展示する。本展示では、古画に描かれた空想上の動物や、絶滅した動物を題材とした特別なカード制作を行う。

千葉市美術館所蔵のデジタルデータを活用し、江戸時代の浮世絵に描かれた幻の獣たち、通常は目にすることのできない「見えない動物」たちのカードをスマートフォンで読み取ることで、動物が画面上に現れ、まるで現実世界に存在するかのように感じられる体験を提供。

千葉市動物公園の動物科学館では絶滅危惧種の展示が行われており、本企画はこの既存展示と連携することで、過去・現在・未来の生命について考える機会の提供を行う。過去と現在、想像と現実を繋ぐこの企画により、来園者は新たな視点で生命の多様性と芸術の可能性を体感できる。千葉市の文化的資産を活用し、歴史ある美術資料と動物に関する展示と最新デジタル技術の融合を目指す。

【市民参加のかたち】ワークショップ参加/展示鑑賞

スケジュール

・2025年6月〜8月 リサーチ・制作
・2025年9月〜 展示・ワークショップ

このプロジェクトのイベント・展示