キメラ遊物店/アーツうなぎ
歴史ある老舗割烹店が、店舗型作品へ!? 「アーツうなぎ」、つくってます。
2025.07.18
こんにちは。岩沢兄弟の兄・ひとしです。
いま、「アーツうなぎ」という拠点をつくっています。
「アーツうなぎ」は、元・鰻割烹店を活用した拠点。もともとのお店は1871年に創業し、長い長い歴史を刻んだあとに10年以上閉じたままでした。そんな歴史ある建造物のリノベーション……のような、改造のような、空間まるごと編集していくような活動をしています。
(>プロジェクト概要はこちら)
アーツうなぎの建物は2フロア構成。2階は千葉国際芸術祭2025のワークショップ会場などに活用され始めています。

DIYでつくってみた”ナミナミ”で”スケスケ”なファサード
一方、1階はというと。先日公開した時点では、またベニヤで仮囲いされていた、通り沿いの壁ですが、いまは、ナミナミスケスケのファサードになりました。なんだそれ?と思うかもしれませんが、ようは、波波で、透け透けなんです笑(説明になっているのか?)

岩沢兄弟お得意(?)の、通称「ナミスケファサード」。以前、神津島のプロジェクトで拠点形成したときに、このナミスケファサードを導入していたんですが、その後何回も台風が通り過ぎてもびくともしなかったので、こちらにも取り入れてみました。
神津島では、島の大工さんに施工してもらいましたが、今回はあえて設計と施工まで自分たちでおこなう、セルフビルド型で臨みました。
というのも、普段はお願いする部分も、やっぱり自分たちで一度つくってみると、つくりかたの解像度が段違いに上がるので、「こんなことができそう!」の境界線が広がるんですよね。


ビスを等間隔にしたかったので、ナミスケ施工専用の治具も作りました。道具のための道具づくり、楽しい。

スケスケになったことで、通りゆく人たちがちらっと覗くようになってきました。

9月には岩沢兄弟の「キメラ遊物店」オープン予定!
アーツうなぎ1階は、これから千葉市国際芸術祭の集中展示・発表期間(2025年9月19日〜11月24日)に向けて、岩沢兄弟の「キメラ遊物店」の開店(?!)準備を進めています。
2021年に千葉市美術館で初お披露目した、いろんなモノたちを組み合わせて「キメラ」を生み出す「キメラ遊物園」。今回はさらに発展して、仮想店舗として出現します。

いろんなモノを試しにつくってみたり、店舗っぽい場づくりを作ってみています。相変わらず、手を動かしながら考える、岩沢兄弟スタイル。
せっかくなので、ご近所さんともいろいろコラボできたら楽しそうだなと妄想しています。今日はここまで。
執筆・いわさわひとし(岩沢兄弟・兄)
編集・岩沢エリ
※本レポート記事は、岩沢兄弟公式note記事「歴史ある老舗割烹店が、店舗型作品へ!? 「アーツうなぎ」、つくってます。」をもとに一部編集して転載しました。