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アーツうなぎ

市場町・亥鼻

2014年に閉店した割烹店「うなぎ安田」を、千葉国際芸術祭2025をきっかけに改装し、あらたな形でひらいたアートプロジェクト拠点。元割烹店らしい趣きが残る空間が特徴。

「うなぎ安田」は、1871年に千葉県内で創業した老舗割烹店。5代続いたが、2014年に閉店した。その後、10年以上閉じていた歴史ある建造物を、同じ町内で生まれ育ったクリエイターユニット・岩沢兄弟が自身のアートプロジェクトの一貫として改装。

元厨房の1階は、岩沢兄弟がユニークなものづくりを展開する「キメラ遊物店」として不定期で公開。また2階は、千葉国際芸術祭2025のコミュニティセンター「アーツうなぎ」として、トークイベントや交流会、芸術祭の情報発信を行っている。

※千葉国際芸術祭2025 集中展示・発表期間(2025年9月19日〜11月24日)に合わせて公開予定。展示期間以外はイベント等に合わせて適宜公開。


住所 千葉県千葉市中央区市場町9-14
アクセス 千葉都市モノレール県庁前駅徒歩4分

※千葉国際芸術祭2025についてのお問い合わせは芸術祭専用お問い合わせ窓口からお願いします。各施設・拠点へのお問い合わせはお控えください。

この拠点のプロジェクト

変わりゆくちばを形にする

市場町・亥鼻 エリア
このプロジェクトは、千葉市民を対象にしたワークショップを通して、市内で過ごす日常の中にある「変わりゆく(エフェメラル)なもの」を土で形に残し、焼き締め(野焼き)によって作品化し展示する取り組みである。参加者と街を歩きながら、風景や記憶に残したいものを粘土で拓本のように記録し、最終的にインスタレーションとして発表する。素材には地域の粘土を使用し、手を動かす体験から自然とのつながりを感じ、自分や他者、環境へのケアの意識を育てる。展示では、地域文化や記憶を未来に伝えるメッセージとし、過去と未来の視点から現在の暮らしを見つめ直す。市民同士の協働による作品制作を通じて、地域のつながりを生み、孤立感の緩和や文化的な誇りの醸成にもつなげることを目指す。展示場所は千葉市内の遊休空間を予定。 【市民参加のかたち】ワークショップ参加/作品制作/展示鑑賞
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キメラ遊物店/アーツうなぎ

市場町・亥鼻 エリア
1871年に千葉県内で創業し、2014年に閉店した老舗割烹店「うなぎ安田」の元店舗を舞台としたアートプロジェクト。千葉市市場町で10年以上閉じていた歴史ある建造物を、市場町で生まれ育ったクリエイターユニット「岩沢兄弟」が新たな姿でひらいていく。 元厨房の1階は、岩沢兄弟がユニークなものづくりを展開する「キメラ遊物店」として運営。まちから集めた材料置き場・工房・店舗を兼ね、さまざまなモノとモノ、アイデアを組み合わせた「キメラ遊物」が岩沢兄弟とその仲間達によって日々生み出されていく。来場者はものづくりの様子を覗きつつ、ときどき開催されるワークショップに参加したり、材料やキメラ遊物を手にとれる。キメラ遊物店の中に謎店舗「“なんでも公式グッズ”セルフ」が立ち上がり、「芸術祭オフィシャル非公式グッズ」や「ちば公式土産(案)」を制作する予定。 また2階は、千葉国際芸術祭2025のコミュニティセンター「アーツうなぎ」として活用。元割烹店らしい趣きが残る空間で、アートに関するトークイベントや交流会、芸術祭の情報発信が行われる予定である。 【市民参加のかたち】ワークショップ参加/展示鑑賞
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ちくわ部

市場町・亥鼻 エリア
「ちくわ部」は、千葉市にゆかりのある人々が、芸術祭を“口実”に出会い、対話を通じてつながること・自分たちの暮らしを考えることを目的とした対話型ワークショップイベント。名称には、「千葉市で」「企て(くわだて)」「輪になって話す」という意味を込めた。 本シリーズでは、文化芸術やまちのことに関心のある方はもちろん、「芸術祭」が自分の生活から遠く感じられる方にもひらかれ、所属や肩書にとらわれず多様な市民が集える場を目指す。外部ゲストの話をきっかけにしながら、参加者同士が身近な話題や社会的なテーマについて語り合い、それぞれの暮らしの楽しさや心地よさを、共に考える機会とする。 また、対話のプロセスを通じて、千葉市内で芸術祭を共につくる仲間を育み、地域にゆるやかなつながりを育てていく。 【市民参加のかたち】ワークショップ参加
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この拠点のイベント・展示