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千葉国際芸術祭実行委員会

記者発表会を開催しました!

2025.06.27

2025年6月26日、千葉市役所本庁舎内市民ヴォイドにて千葉国際芸術祭2025記者発表会を実施しました。

今回の記者発表会では、千葉開府900年を記念して鑑賞料無料化が決定したことをはじめ、新ウェブサイト開設オリジナルデザインのモノレールフリーきっぷ発売決定グッズ発売開始などの新情報を発表しました。

また、千葉国際芸術祭実行委員会委員長の神谷俊一や芸術祭総合ディレクターの中村政人のほか、32組の参加アーティストの中から6名のアーティストが登壇し、千葉市でリサーチ・制作を進める中で感じたことや本芸術祭で発表する作品についてをお話しいただきました。

各アーティスト等によるアートプロジェクトの成果やプロセスを発表する「集中展示・発表期間」は、2025年9月19日(金)〜11月24日(月・振休)。その期間に向けて、ワークショップやイベントなど市民のみなさんにご参加いただけるさまざまな機会を順次発表していきます。

ぜひ、ウェブサイトや各種SNSで最新情報をチェックしてみてください!

記者発表会 登壇者

[撮影:ただ(ゆかい)]

「千葉国際芸術祭実行委員会」の他のレポート・コラム

「地域リーダーズ」って? まちで暮らす人がつくる芸術祭を目指して。

千葉国際芸術祭実行委員会
こんにちは。千葉国際芸術祭2025広報担当で「地域リーダーズ」のメンバーでもある中田です。今回はこの「地域リーダーズ」についてご紹介させてください。 何それ? バンド名? という感じですが、「地域リーダーズ」とは、千葉市在住者を中心とした、ちばげい運営に関わる専門人材チームの名称です。 実はこの、「地域で暮らし、活動している人が地域の芸術祭を担う」という体制そのものが、千葉国際芸術祭の大きなチャレンジポイントなのです。 千葉国際芸術祭2025公式サイト「開催概要」より運営体制の図。主催は千葉国際芸術祭実行委員会で、企画・運営を担うのが、総合ディレクターとアート専門チーム(3331|合同会社コマンドA)、そして地域リーダーズという体制です。 2025年6月現在の千葉国際芸術祭2025運営メンバー(総合ディレクター+3331+地域リーダーズ) 千葉市にはあんな人も、こんな人もいる! <br>でも、なかなか「一緒に」が難しかった 千葉県千葉市は、人口98万人が暮らす政令指定都市です。いわゆる「郊外都市」として発展してきました。 私自身も8年前に引っ越してきて、想像よりも首都圏へのアクセスがよく、暮らしやすい環境が揃っていることに驚きました。 そしてもう一つ驚いたのは、本当にいろいろな人が暮らしていること。たとえば今回のように「芸術祭を運営する」という大きなプロジェクトに必要な専門性を持った人もたくさん暮らしています。 アーティスト、クリエイター、インストーラー、まちづくりコーディネーター、プランナー、空間デザイナー、グラフィックデザイナー、ワークショッププランナー、プロジェクトマネージャー、編集者、広報……などなど。 ただその人達が地元で一緒に仕事をしているかというとそうでもありません。東京都心や全国各地で活動している人もいれば、単独で活動している人もいます。なので、それとなくお互いのことを知っていたとしても、「千葉でみんな一緒に活動する」という機会はなかなかありませんでした。(※あくまで私個人の視点、ですが) 「地域リーダーズ」は、そんな千葉市内(及びその近郊)でばらばらに活動していた人達が、千葉国際芸術祭2025をきっかけに一緒に活動しようと集まったグループなのです。 「地域リーダーズ」が集まりはじめ、会場となる拠点を探していた頃の様子。総合ディレクターの中村さん(写真奥)と一緒に、千葉市のあちこちを巡りました。 2024年10月に開催した最初の記者発表会の様子。市長や総合ディレクターとともに地域リーダーズのメンバーも壇上にあがりました。メンバーはさらに増え、2025年6月現在では20名が在籍しています。 手探りの芸術祭を、手探りのチームで。数年後を見据えた活動 地域リーダーズとしての活動は、自分の生活圏で新しい人と出会ったり、新たな場所に出会ったり……と発見に満ちた日々です。 一方、このメンバーで活動するのは初めてですし、ほぼ全員が兼業(他にも仕事をしながら活動している状況)ですし、そもそも国際芸術祭の運営経験がないメンバーが大半で、手探りの連続。大変かどうかと聞かれたら全員が「とっっっても大変です」と即答するはず。 それでも、トリエンナーレ(3年に1回開催される国際芸術祭)として継続を予定しているちばげいですから、こうやって試行錯誤を重ね、地域のプレイヤーが関係を深めていくこともまた、長い目でみると重要な資産になるのかもしれません。 3年、5年、10年……と、月日が経っていくうちにちばげいはどんな形になっていくのか。また千葉市で暮らす人の生活や、千葉市の景色はどうなっていくのか。今から楽しみです。 2020年代にはじまる芸術祭として、あたらしい地域との関係、チームづくり、祭りのあり方を目指して頑張っていきます! よろしくお願いいたします。 ちょっと不思議なトップ画像は、千葉市中央区にある中華料理店「永興」での一コマ。写真左から、地域リーダーズの西山芽衣(ジェネラルプロデューサー、クリエイティブディレクター、西千葉エリアディレクター)と、いわさわたかし(リエゾンディレクター、市場町・亥鼻エリアディレクター)。ゲストがきたときにローカルの楽しいお店をご案内できるのも地域リーダーズのいいところ……かも? 執筆・中田 一会(千葉国際芸術祭2025 広報チーム)
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「参加型」の芸術祭ってどういうこと? ちばげいの楽しみ方

千葉国際芸術祭実行委員会
ちばげい=市民参加型アートプロジェクトの祭典 千葉国際芸術祭2025(通称:ちばげい)は、“地域の可能性をひらく市民参加型アートプロジェクトの祭典”として、2025年度より本格始動しました。 日本全国にはさまざまな芸術祭がありますが、ちばげいの特徴は「観光型」や「鑑賞型」の芸術祭ではなく、「参加型」の芸術祭であること。それも「市民参加型」という、誰でも参加できる“ひらかれた芸術祭”です。 アートに詳しくなくても、美術館や劇場に行ったことがなくてもOK! 千葉市の「あたらしいお祭り」だと思って、参加いただけたら嬉しいです。 じゃあ、どんな方法で参加できるの? ……ということをこの記事ではご紹介します。 37のアートプロジェクトすべてに「参加」ポイントがある! ちばげいでは、32組のアーティストが参加していて、37のアートプロジェクトが企画されています。どのアートプロジェクトにもさまざまな形で参加できるポイントがあります。 たとえば…… 🙋ワークショップに参加する!🙋リサーチに参加する!🙋作品制作に参加する!🙋素材集めで参加する!🙋パフォーマンスに参加する!🙋体験して参加する! などなど、各プロジェクトごとにさまざまな「関わりしろ」があります。 歴史が好きな人であれば地域の歴史を深堀りするプロジェクトに参加してもらうのもいいですし、裁縫や制作が好きな人に向けたワークショップや企画もあります。 ちばげい公式サイトの「巡る・参加する」コーナーでは、さまざまな参加型企画の募集をしていますので、ぜひチェックしてください! 「第二副都心_千葉市海浜地区プロジェクト」では、歴史調査ツアーを開催 「まちばのまちばり」ではアーティストとともに、参加者それぞれが洋服づくりに挑戦。 「タイムラグ・パーク」ではこども向けスケボー体験も! ボランティアネットワーク・メンバーも募集中! そして各プロジェクトごとの企画だけでなく、ちばげい全体をサポートするボランティアチームも現在募集中です。 LINEオープンチャットに登録いただいたら「この企画のお手伝いにきませんか?」「当日運営をサポートしてくれませんか?」などさまざまな情報が届きます。ちばげいにがっつり関わりたい!という方は、ぜひ登録してください。 💁「千葉国際芸術祭2025 ボランティアネットワーク」メンバー登録(※LINEアカウントが必要です) ちばげいの最新情報は、SNSをチェック! 千葉市のあちこちで、アーティストがさまざまな企みをしては、実験しているのが「千葉国際芸術祭2025」です。募集情報やイベント情報は常に更新されますので、ぜひSNS(Instagram、Facebook、X、LINE)や公式サイトをチェックしてくださいね。フォローしていただけると嬉しいです! 執筆:中田一会(千葉国際芸術祭2025 広報チーム)
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公募プロジェクト「ソーシャルダイブ」第2回説明会を開催しました。総合ディレクターとのまち歩きも実施!

千葉国際芸術祭実行委員会
お正月ムードが落ち着き始めた2025年1月13日。「ソーシャルダイブとは何か?」を体感し、より本プロジェクトへのイメージを膨らませていただくために、第2回説明会を兼ねた千葉市のまち歩きワークショップを実施いたしました。 当日は総合ディレクター中村氏による千葉国際芸術祭2025についての説明から始まり、今回の説明会会場である文化堂ビルのオーナー山中さんからのご挨拶、参加者のみなさんの自己紹介を経てまち歩きへ。 普段なら素通りしてしまう場所でも、いつもと違った視点を持って歩いたり、まちの人と話したりすることで新たな発見や気づきがたくさんあり、各スポットで熱心にメモをとる参加者さんもいらっしゃいました。 雪予報が出るほど冷え込んだこの日。 約1時間半のまち歩き後は、文化堂ビルに戻って温かい飲み物を飲みながら感想をシェアしました。 「その場所がある理由、以前は何だったのか、地面の下には何があるのかなどを想像しながら参加できた。」「地元だけどあまり行くことがなかったエリアを知れた。」「実際にまちを歩いて作品プランをより具体的に考えられた。」「このまちにアートというカルチャーを発信していけたらと思う。」 このほかにも様々な感想・コメントがあり、参加者のみなさんそれぞれ説明会に参加する前よりもソーシャルダイブについての理解を深めていただけた様子が伝わりました。 説明会の締めくくりには、「応募する際、まずは自分のやりたいと思うことを素直に書いて欲しい」という総合のディレクター中村氏からのコメントも。 ソーシャルダイブの応募は1月27日(月)まで!応募に関する詳細はこちらにてご覧ください。たくさんのアーティストのみなさんからのご応募、引き続きお待ちしております! *説明会およびまち歩きに際しご協力いただいた店舗さま、スペース運営者のみなさまに改めて感謝申し上げます。 説明会実施協力:文化堂ビル(株式会社高品ハウジング)
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「千葉国際芸術祭2025」記者発表会を開催しました!

千葉国際芸術祭実行委員会
2024年10月21日(月)、千葉市市役所にて「千葉国際芸術祭2025」の記者発表会を開催しました。 千葉国際芸術祭実行委員会委員長・神谷俊一(千葉市長)、総合ディレクター・中村政人が登壇し、「千葉国際芸術祭2025」のコンセプトやロゴ、プレ会期のプログラムについてなどメディア記者の方に向け、詳しくお話ししました。 発表した内容は、プレスリリースからご覧いただけます。トリエンナーレ形式で、「市民参加型の芸術祭」という新しいスタイルで始動する「千葉国際芸術祭」。本会期である2025年に先んじて、プレ会期プログラムも続々開催します。 同日にオープンした本サイトで詳細情報を公開していきます。またInstagram、X、Facebookなどの各種SNSで情報発信していきますので、ぜひ今後ともご覧いただき、最新情報をチェックしていただければ嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします! 記者会見の様子 (写真左から)千葉国際芸術祭実行委員会委員長・神谷俊一(千葉市長)、千葉国際芸術祭2025総合ディレクター・中村政人 記者会見で発表されたロゴ。多様な意味を持つ「ち」をモチーフにしたビジュアルを展開します! 新たにはじまるアーティスト公募や、プレ会期のアートプロジェクトについても詳細を発表しました。 「地域リーダーズ」が企画運営に参画しています! 「千葉国際芸術祭2025」は、千葉市在住のクリエイターやプレイヤーによる新たなチーム「地域リーダーズ」が企画運営に参画しています。 メンバーは現在12名。アート・デザイン・広報など、それぞれが持つ専門性を活かし、芸術祭の企画運営に関わっています。 「地域リーダーズ」も含む集合写真。 千葉市で生活・活動してきた面々ならではの企画や関わりも展開していきます。 2024年10月26日(土)には、地域リーダーズによる対話型ワークショップ企画「ラウンドテーブル02 ちくわ部、はじめます。〜ちばしで/くわだて/わになって〜」も開催。 千葉市の人や活動が主役となる新しい芸術祭を目指していきますので、ぜひ参加や応援をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします! (地域リーダーズメンバー:西山芽衣、いわさわたかし、佐藤大介、中田一会、渥美雅史、いわさわひとし、佐々木美佐子、岡 知里、土田 誠、大貫 愛、胡 听雨、黄 志逍)  撮影:ただ(ゆかい)
千葉国際芸術祭実行委員会

千葉国際芸術祭ラウンドテーブル01「なぜ千葉市に芸術祭が必要なのか?」を開催しました

千葉国際芸術祭実行委員会
2024年2月28日に、芸術祭本会期に向けたキックオフイベントとして千葉国際芸術祭ラウンドテーブル01を開催しました。 当日は千葉市長である神谷俊一氏、千葉市美術館館長の山梨絵美子氏、「かえっこ」プロジェクトを考案・推進するアーティストの藤浩志氏、そしてファシリテーターとして本芸術祭総合ディレクターの中村政人が登壇し、各々の立場でテーマに対するプレゼンを実施。それぞれのもつ独自性によって、本芸術祭の本質を多角的な視点で見出す機会となりました。 撮影:3331(コマンドA) 撮影:3331(コマンドA) 撮影:3331(コマンドA) 撮影:3331(コマンドA) また、キーパーソンとなる7人のレスポンデントを交えた意見交換をはじめ、質疑応答の時間では当日会場に集まったのべ73名の市民の皆さんも参加してくださり、会を通して芸術祭に期待する事柄や、千葉市の芸術文化の振興やまちづくりのビジョンについて活発な議論が行われました。 撮影:3331(コマンドA) 撮影:3331(コマンドA) 撮影:3331(コマンドA) 平日の午前中という開催時間にも関わらず、今回のラウンドテーブルには70名を越える市民の皆さんにご参加いただけました。 初回というのもあり、今回の登壇者構成は本芸術祭の中枢メンバーでしたが、令和6年度に開催予定の「ラウンドテーブル02」では、千葉市内を拠点に活動する方々を登壇者として招き、また違ったテーマ・開催場所でのトークを予定しています。 撮影:3331(コマンドA) 撮影:3331(コマンドA) 登壇者 中村 政人(千葉国際芸術祭総合ディレクター)藤 浩志(アーティスト)山梨 絵美子(千葉市美術館館長)神谷 俊一(千葉市長) レスポンデント 栗原 洋一(千葉銀座商店街振興組合 理事長)曽我辺 穣(公益財団法人 千葉市文化振興財団 理事長)磯野 和美(千葉市文化連盟 会長)小池 浩和(千葉都市モノレール㈱ 代表取締役社長)小島 進一(そごう千葉店 教育推進担当 チーフトレーナー)いわさわ たかし(アーティスト 岩沢兄弟)西山 芽衣(株式会社マイキー ディレクター)
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