景色の変遷における場所性の観測 / 手と具
穴掘りワークショップ
2025年7月26日(土)/7月27日(日)/8月16日(土)/8月17日(日)

ふつうの住宅街にある何気ない空き地に集まって、スコップを持ち、共に汗を流しながら穴を掘る。私たちの今の暮らしの足元に眠る過去をのぞき、そこから未来を想像するワークショップです。まちなかで過去と未来をつなぐ穴を一緒に掘ってみませんか?
まちなかで穴を掘りながら、過去と未来に想いを馳せる
千葉のまちでは、5000年前につくられた土器が出土しています。それは、遠い昔の暮らしが、今この場所の下に静かに息づいているということ。私たちは知らぬ間に、過去と未来のあいだに立っているのかもしれません。
「土を掘る」という行為は、かつてこの地にあった風景や文化、流れてきた時間に触れること。 同時に、自分が立つこの土地に残る記憶や、今の暮らしのかたち、そしてこれから先に続いていく未来について、あらためて思いを巡らせる機会でもあります。
いまここにある風景から、やがて変わりゆく景色へ。そのあいだに、自分たちの手が、関わりが、何かを残していけるかもしれないことを期待して、穴を掘ります。
掘り下げた穴は、遺跡として集中展示・発表期間に展示される予定です。
「景色の変遷における場所性の観測」とは
このプロジェクトは、千葉の土器文化をもとに、千葉の土を用いて器を制作・野焼き焼成し、それらが一万年後に発掘されることを想定したインスタレーションです。均質化が進む現代の街づくりや流通依存による文化の喪失に対し、地域固有の素材と手作業による景観づくりを通じ、生活と風景の再構築を目指します。



開催概要
- 日程:2025年7月26日(土)
2025年7月27日(日)
2025年8月16日(土)
2025年8月17日(日) - 時間:各日
①10:00〜12:00 ②12:30~14:30 ③15:00-17:00 - 会場:黒砂台空き地
(千葉市稲毛区黒砂台1-21-15)[駐車場なし] - 参加費:無料
- 対象:千葉にゆかりがある子ども(小学4年生以上)から大人まで
- 定員:各回8名(先着順)
- 持ち物・服装:汚れても良い服装、着替え、帽子、飲み物、グリップつきの軍手
- 協力:株式会社マイキー
- 問い合わせ:千葉国際芸術祭2025 手と具プロジェクト 担当:西山
ws@chiba-triennale.com
参加・申込方法
応募フォームよりお申し込みください。
〈申し込み受付期間2025年6月26日(木)〜各開催日の3日前まで〉
熱中症対策へのご案内
こまめな水分補給や帽子の着用など、各自での熱中症対策にご協力をお願いいたします。体調がすぐれない場合は、近くのスタッフまでお声がけください。
写真・動画撮影について
イベントの広報や記録のため、当日、写真・動画撮影を行います。また、報道機関による取材・撮影が入ることもあります。撮影した写真・動画は、千葉国際芸術祭のウェブサイト、SNS、パンフレット等の広報媒体や、テレビ、雑誌等のメディアに掲載される可能性があります。あらかじめご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。
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